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自動運転中の事故は所有者の責任!?

自動運転中の事故は所有者の責任!?

 昨今、自動運転車の話題が時々マスメディアに取り上げられますが、今後は、緊急時だけ運転手が操作する「レベル3」(下記参考)の自動運転車が普及する時代もそう遠くないものと思われます。その場合、気になる点の一つは自動運転車が起こした事故に関する責任のあり方です。これに対して、政府は3月に賠償責任は所有者にあるとの方針を示しました(自動運転に係る制度整備大綱)。

 

(参考)自動運転レベルの定義

レベル 概 要 安全運転に係る
監視、対応主体
レベル0
運転者が全ての運転タスクを実施

 

運転者
レベル1
システムが前後・左右のいずれかの車両制御に係る運転タスクのサブタスクを実施

 

運転者
レベル2
システムが前後・左右の両方の車両制御に係る運転タスクのサブタスクを実施

 

運転者
レベル3
システムが全ての運転タスクを実施(限定領域内)

 

作動継続が困難な場合の運転者は、システムの介入要求等に対して、適切に応答することが期待される

 

システム
(作動継続が困難な場合は運転者)
レベル4
システムが全ての運転タスクを実施(限定領域内)

 

作動継続が困難な場合、利用者が応答することは期待されない

 

システム
レベル5
システムが全ての運転タスクを実施(限定領域内ではない)

 

作動継続が困難な場合、利用者が応答することは期待されない

 

システム

 

 さらに、政府は加入が義務(いわゆる強制加入)の自動車損害賠償責任保険(自賠責)で自動運転の事故の相手の被害を補償することとしました。また、損害保険各社は、任意加入の自動車保険(任意保険)で自動運転の対人事故を補償します(レベル3を想定)。これによって、死亡事故などで損害賠償金額が高額になり、自賠責の保険金では被害者家族の生活費を十分に賄えない場合などに、任意保険で不足分を補うことができます。一方、対人事故の賠償損害のみを対象とする自賠責の対象とならない物損事故は、自動車保険の特約などで対応します。
 ところで、任意保険は保険会社がいったん被害者に保険金を支払いますが、システムの不具合などを原因とする事故で自動車メーカーなどに過失があれば、保険会社から損害賠償を求めることを想定しています。ただ、実際には、自動運転のシステムに対するサイバー攻撃による事故などは、原因の特定が難しく、原因を分析するシステムなどの構築が必要となることが想定されます。
 自動運転車が普及すれば、交通事故は大きく減る可能性がありますが、当面は従来型の車両と自動運転車が混在して道路を走ることになります。したがって、自動運転車を運転する人に事故のリスクがなくなるわけではなく、自動車保険のニーズも依然としてなくなることはないものと思われます。

 

 

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定価 1,188円(税込)
A4判/72ページ
第2章
第8話「もらい事故(自分に過失のない事故)では保険は使えない?」

 

第9話
「自動車保険の満期更改時に保険料がアップ!
 そんな時こそ生保営業のチャンス!」

第10話「マイカーを手放したら自動車保険はいらない?」
http://www.fps-net.com/shopping_03304509.html

 

   
違いを生み出す生損保リスクチェック
定価 1,188円(税込)
A4判/80ページ
第3章
個人編3「歩いている時に自動車事故にあったら…」
法人編5「「労災事故の内容で補償が違う」のは変?」
http://www.fps-net.com/shopping_03304710.html


2018.6.21
(出典:FPS-net http://www.fps-net.com/

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