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交通事故死者の4割に頭部損傷あり。自転車と歩行者は特に注意!

交通事故死者の4割に頭部損傷あり。自転車と歩行者は特に注意!

1日に約10人が交通事故で死亡

 警察庁交通局より発表された「平成29年中の交通事故の発生状況」によると、昨年1年間に交通事故で亡くなった人の数は3,694人。一昨年の3,904人から210人減少しましたが、それでも1日に約10人が死亡している計算となり、依然として安心できない状況です。また死亡に至らなくても、交通事故で負傷した人は580,847人、そのうち重傷者が36,895人で、この数字からも、いつ誰が不測の事態に巻き込まれてもおかしくないといえます。

 近年は、高齢運転者による重大な事故や、自動運転実験中による死亡事故(海外の事例)など、従来では予測できなかったような類型も表れています。そのため運転者や歩行者は周囲の交通状況に、より注意を払う必要がありますが、事故で死亡に至るケースとそうでないケースにはどのような違いがあるのでしょうか。それを「身体の損傷部位」という観点から考えてみましょう。


死亡につながる損傷は頭部と胸部が多い

 昨年の交通事故における「損傷部位別死傷者数(構成率)」をみると、死者では頭部が42.0%と最も多く、胸部26.1%、全損(損傷が多数あり、致命傷が複数ある場合)と腹部がそれぞれ7.1%で続いています。重傷者の主な損傷部位は脚部27.5%、胸部16.8%、腕部16.3%、頭部13.2%という構成率です。また軽傷者では頸部59.9%、脚部12.6%、腕部8.5%、頭部4.7%となっており、その容態によって全く違う傾向が表れています。

 

損傷部位別死傷者数(構成率:%)
  全損 頭部 顔部 頸部 胸部 腹部 背部 腰部 腕部 脚部 その他
死 者
(3,694人)
7.1 42.0 1.1 5.7 26.1 7.1 0.4 5.5 0.2 1.8 3.0
重傷者
(36,895人)
13.2 4.2 8.7 16.8 2.7 1.3 9.3 16.3 27.5 0.0
軽傷者
(543,952人)
4.7 2.0 59.9 3.7 0.6 0.8 7.3 8.5 12.6 0.0
出典:警察庁交通局「平成29年中の交通事故の発生状況」

 

 頭部または胸部へのダメージが、命の危険につながることが多いと考えられますが、乗車中や歩行中といった、事故に遭った時の状態による違いはあるのか、みてみましょう。


自転車乗車中と歩行中は特に頭部を守る必要あり!

 平成29年中の「損傷部位別・状態別死者数(構成率)」で主なものを挙げると、自動車乗車中に亡くなった1,221人のうち胸部が36.4%、頭部が25.0%となっています。また、二輪車乗車中の死者632人では胸部35.0%、頭部33.4%、自転車乗車中の死者480人については頭部62.7%、胸部11.0%という構成率です。そして、歩行中に亡くなった1,347人では頭部54.3%、胸部17.7%の順で多数を占めました。

 以上の数字から死亡事故を防ぐためには、運転者が法定速度といった交通ルールを守るのはもちろん、エアバッグやシートベルトなど車の安全装備、バイクではヘルメットや胸部を守るプロテクター着用の大切さが改めて浮かび上がります。また、自転車や歩行者は通行の安全を確保しながら、ヘルメットなどで頭部を守ることが特に肝心といえます。受傷によるダメージが軽減されるよう、外出時の装備について見直す必要があるかもしれません。


参照:警察庁交通局「平成29年中の交通事故の発生状況」


2018.4.5
(出典:FPS-net http://www.fps-net.com/

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